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2026/08/23
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桝屋本店 PLOW様 創業150周年祝賀会に参加して
先日、桝屋本店 PLOW様の創業150周年を記念する祝賀会に参加させていただきました。
改めまして、創業150周年、誠におめでとうございます。
今回、このような大切な節目の会に参加させていただけたことを、とてもありがたく感じています。
桝屋本店様は、新潟県中小企業家同友会でも大先輩にあたる経営者の会社です。
私自身、日頃から新潟県中小企業家同友会を通じて、さまざまな経営者の皆様と接する機会がありますが、今回の150周年という節目を前にして、改めて「会社を続ける」ということの重みを考えさせられました。

経営者の集まりでは、
「売上をどう伸ばすか」
「人材をどう採用するか」
「社員が働きやすい会社をどうつくるか」
「新しい事業をどう生み出すか」
「これから地域の中で会社をどう成長させていくか」
など、さまざまな話をします。
もちろん、どれも経営にとって重要なテーマです。
しかし今回、目の前にあった数字は、
「150年」
でした。
この数字を前にすると、経営について少し違った見方をするようになります。
150年続けるということ
会社を立ち上げることも大変です。
売上をつくることも大変です。
人を雇用することも、新しい事業を始めることも簡単ではありません。
でも、おそらく一番難しいのは、
「続けること」
なのだと思います。
1年うまくいく。
5年続く。
10年続く。
それだけでも決して当たり前ではありません。
それが50年、100年、そして150年。
150年前と現在では、社会そのものがまったく違います。
商売の方法も、交通も、情報の伝わり方も、人々の暮らしも大きく変化しています。
戦争もあれば、不況もあり、災害もあり、感染症もあり、技術革新もある。
そのたびに企業は判断を迫られます。
今までと同じことを続けるのか。
新しいことを始めるのか。
何を残して、何をやめるのか。
おそらく150年という歴史の中には、私たちには
想像できないほど多くの決断があったのだと思います。
大先輩の経営者から感じる「経営」の重み
新潟県中小企業家同友会には、本当にさまざまな経営者の方がいらっしゃいます。
会社の規模も違えば、業種も違う。
会社が置かれている状況も、それぞれ違います。
それでも、先輩経営者の皆様のお話を聞いていると、共通して感じることがあります。
それは、
経営とは、目の前の売上だけをつくる仕事ではない
ということです。
社員の生活を守る。
取引先との関係を守る。
お客様からの信用を積み重ねる。
地域に必要とされる会社であり続ける。
そして、次の世代へ会社をつないでいく。
経営者は、そのすべてを背負いながら毎日判断をしています。
150年という歴史を考えると、その責任を何世代もの
経営者が受け継いできたことになります。
創業者から次の世代へ。
そして、また次の世代へ。
そのバトンが途切れなかったから、今があります。
祝賀会に参加しながら、
「会社とは、経営者個人のものではないのかもしれない」
そんなことも考えました。
自分が経営している時間は、長い歴史の中では一部分です。
先代から受け取ったものを、自分の時代でより良いものにして、次の世代へ渡していく。
150年企業を目の前にすると、「事業承継」という言葉だけでは表せない、経営の時間軸の長さを感じます。
老舗ほど、変わっている
150年という歴史を聞くと、
「伝統を守り続けてきた会社」
というイメージを持ちます。
もちろん、守ってきたものはたくさんあると思います。
しかし、今回改めて感じたのは、
本当に長く続いている会社ほど、実は変化し続けているのではないか
ということです。
何も変えなければ、時代から取り残されます。
お客様が変われば、商売も変わる。
暮らしが変われば、必要とされる商品も変わる。
情報の伝わり方が変われば、販売方法も変わる。
だから、
「変わらないために、変わり続ける」。
この姿勢こそが、長く続く会社には必要なのかもしれません。
桝屋本店という150年の歴史。
そして現在の「PLOW」というブランド。
そこには、歴史を大切にしながらも、今の時代に合わせて商売を進化させていく姿があります。
私はそこに、とても大きな魅力を感じます。
同友会で学ぶ意味を改めて考えた
今回の祝賀会を通して、新潟県中小企業家同友会で多くの経営者の皆様と出会い、
学ばせていただけることのありがたさも改めて感じました。
経営に「絶対の正解」はありません。
会社ごとに状況は違います。
昨日まで正解だったことが、明日には通用しなくなることもあります。
だからこそ、自分だけで考えていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。
先輩経営者が何を考え、どんな失敗をし、どんな決断をしてきたのか。
成功した話だけではなく、苦しかった時期の話を聞けることにも大きな価値があります。
特に地方で仕事をしていると、経営者同士のつながりは、とても大切だと感じます。
業種は違っても、
「地域で会社を続けていく」
という意味では、同じ課題に向き合っている仲間でもあります。
今回、150周年という大きな節目を迎えられた大先輩の会社の祝賀会に参加できたことは、
私にとっても大きな刺激になりました。
150周年はゴールではなく、次のスタート
祝賀会というと、これまでの歴史を振り返る場という印象があります。
しかし今回感じたのは、むしろ逆でした。
150周年は、
「ここまで来た」というゴールではなく、「ここからどこへ行くのか」を考えるスタート
なのだと思います。
150年前に創業した方は、現在のPLOWの姿を想像していたでしょうか。
きっと想像していなかったと思います。
同じように、今から50年後の200周年に、
会社がどのような姿になっているのかは誰にも分かりません。
販売している商品も変わっているかもしれません。
商売の方法も大きく変わっているでしょう。
今では想像もできない技術が当たり前になっているかもしれません。
それでも、
お客様に必要とされること。
社員を大切にすること。
地域とともに歩むこと。
新しい時代に挑戦すること。
そうした経営の根本にあるものは、これからも変わらないのかもしれません。
自分は何を残せるだろう
そして今回、一番考えたのは、自分自身のことでした。
150年という時間を目の前にすると、
「自分は何を残せるだろう」
と考えます。
私たちは普段、どうしても短い時間軸で仕事をしています。
今月の数字。
次の仕事。
次の企画。
次のイベント。
次の広告。
もちろん、それらを一つひとつ形にしていくことが仕事です。
でも、それだけではなく、
5年後に残っている仕事なのか。
10年後に地域に何かを残しているのか。
自分が関わった人たちに、何か良い影響を与えられているのか。
そんな長い時間軸でも、自分の仕事を考えてみたいと思いました。
150年という歴史も、最初から150年を目指してつくられたものではないと思います。
一日一日の仕事。
一人ひとりのお客様。
一つひとつの約束。
一回一回の決断。
その積み重ねが、結果として150年になった。
だからこそ、私たちが今日やっている小さな仕事も、
未来から振り返れば何かの始まりになっているのかもしれません。
150年の歴史に敬意を込めて
今回、新潟県中小企業家同友会の大先輩である経営者の会社が迎えられた
150周年という大きな節目の祝賀会に参加させていただき、
本当に多くのことを考える時間となりました。
会社をつくること。
会社を成長させること。
会社を変えること。
そして、会社を続けること。
経営にはさまざまなテーマがあります。
しかし、そのすべての先にあるのは、
「必要とされ続ける会社であること」
なのかもしれません。
150年間続いてきたという事実以上に説得力のあるものはありません。
私自身、まだまだ大先輩の経営者の皆様から学ばせていただくことばかりです。
だからこそ、こうした節目に立ち会い、長く会社を続けてこられた方々の
姿を間近で見ることは、とても貴重な経験です。
「150年」という数字を、ただ「すごい」で終わらせるのではなく、
なぜ続いたのか。
何を守ってきたのか。
何を変えてきたのか。
どんな人たちが会社をつないできたのか。
そして、自分自身はこれから何を積み重ねていくのか。
そんなことを考え続けたいと思います。
改めまして、
桝屋本店 PLOW様、創業150周年、誠におめでとうございます。
長きにわたり地域とともに歩み、商いを続けてこられた歴史に、心より敬意を表します。
そして、150年という歴史の先に、PLOW様がこれからどのような新しい未来をつくられていくのか。
一人の地域の事業者として、これからのさらなるご発展を楽しみにしております。
今回の祝賀会への参加は、私自身にとっても、
「続けることは、挑戦し続けること」
という経営の大切さを改めて考える、忘れられない機会となりました。
桝屋本店 PLOW様、創業150周年、本当におめでとうございます。
