ブログ

BLOG

2026/09/03

ブログ

福田鉄工、設立30周年を迎えました!

昭和46年に1月創業し

1996年9月2日に法人化してから、昨日でちょうど30年。

「30年」と文字にすると、なんだかあっという間のようにも感じますが、振り返ってみれば、
本当にいろいろなことがありました。

順調なときばかりではありません。

仕事が思うようにいかなかったとき。
難しい仕事を前に、みんなで頭を抱えたとき。
納期に間に合わせるため、現場が一丸となったとき。
新しい仕事に挑戦し、「本当にできるのか」と不安になったとき。

それでも、一つひとつ目の前の仕事に向き合い続け、気がつけば30年という
年月が経っていました。

今回は、そんな福田鉄工の30周年という節目に、少しだけ
私たちのことを書いてみたいと思います。

30年前から変わらないもの。

福田鉄工は、鉄を扱う会社です。

鉄を切る。
曲げる。
削る。
溶接する。
組み立てる。

そうやって、お客様が必要としているものを一つひとつ形にしていく。

言葉にすると、とてもシンプルな仕事かもしれません。

でも、実際のものづくりは、決して単純ではありません。

図面を見て、その意図を読み取る。

寸法を確認し、加工方法を考える。

どうすればより精度を高められるのか。
どうすればより効率よくつくれるのか。
どうすればお客様の期待を超えられるのか。

同じように見える仕事でも、一つとしてまったく同じものはありません。

だからこそ、私たちは30年間、目の前の仕事に真面目に
向き合うことを大切にしてきました。

派手なことではありません。

けれど、

「頼まれたものを、きちんとつくる。」

「困っているお客様がいたら、どうすればできるかを考える。」

「できない理由を探すより、できる方法を探す。」

そんな積み重ねが、福田鉄工の30年間だったように思います。

「福田鉄工に頼めば、なんとかしてくれる」

私たちにとって、とてもうれしい言葉があります。

それは、

「福田鉄工に相談してみよう。」

「福田鉄工なら、なんとかしてくれるんじゃないか。」

そう思っていただけることです。

鉄工所の仕事というと、一般の方には少しイメージしにくいかもしれません。

しかし、私たちがつくっているものの先には、
必ず誰かの仕事や暮らしがあります。

工場で使われるもの。
建物に関わるもの。
設備を支えるもの。
地域の産業を支えるもの。

私たちがつくった一つの部品、一つの製品が、その先にある仕事を支えている。

だからこそ、たとえ小さな仕事であっても、手を抜くことはできません。

「これくらいでいいだろう」ではなく、

「ここまでやろう。」

その気持ちを積み重ねてきたことが、少しずつお客様からの信頼につながっていったのだと思います。

もちろん、最初から何でもできたわけではありません。

新しい仕事に挑戦するたびに、失敗することもありました。

思ったような精度が出ない。
想定していた方法ではうまくいかない。
時間がかかりすぎてしまう。

そんな経験も数え切れないほどあります。

でも、そのたびに、

「じゃあ、次はどうする?」

と考える。

方法を変える。
道具を工夫する。
社員同士で相談する。
もう一度挑戦する。

その繰り返しによって、少しずつ「できること」が増えてきました。

福田鉄工の30年は、完成された技術の30年ではなく、

「できなかったことを、できることに変えてきた30年」

なのかもしれません。

30年間、決して福田鉄工だけで
歩いてきたわけではありません。

会社が30年間続く。

これは、決して当たり前のことではありません。

私たちだけの力で30周年を迎えられたわけでもありません。

これまで仕事を任せてくださったお客様。

無理なお願いにも力を貸してくださった協力会社の皆様。

材料や設備などを通じて支えてくださった取引先の皆様。

地域の皆様。

そして、これまで福田鉄工で働いてくれた社員
現在働いている社員、そのご家族。

本当に多くの方々に支えられて、福田鉄工はここまで歩いてくることができました。

30年という歴史は、会社だけの歴史ではありません。

これまで福田鉄工に関わってくださった、一人ひとりとのご縁の積み重ねです。

一つの仕事から始まったお付き合いが、10年、20年と
続いているお客様もいらっしゃいます。

「またお願いするよ。」

その一言に、どれだけ支えていただいたかわかりません。

会社を続けていくうえで、売上や利益はもちろん大切です。

しかし、それ以上に大切なのは、

「また福田鉄工に頼みたい。」

そう思っていただけることなのだと思います。

30周年を迎えた今、改めてそのありがたさを感じています。

本当にありがとうございます。

鉄をつくっている。でも、それだけじゃない。

福田鉄工が扱っているものは「鉄」です。

しかし、私たちは鉄だけをつくっているわけではないと思っています。

私たちが本当につくっているもの。

それは、

「お客様の困ったを解決するもの」

なのではないでしょうか。

「こんなものをつくれないか。」

「既製品では合わない。」

「今使っているものを改善したい。」

「急ぎで必要になった。」

そんな相談をいただいたとき、
図面通りにつくるだけではなく、その背景まで考える。

なぜこれが必要なのか。

どこで使われるのか。

どんな問題を解決したいのか。

そこまで考えることで、ただの「鉄の加工」ではなく、
お客様にとって本当に意味のあるものづくりになる。

これは、これからの福田鉄工にとって、
ますます大切になっていく考え方だと思っています。

30年で、ものづくりの環境も大きく変わりました。

1996年と2026年。

この30年間で、世の中は大きく変わりました。

携帯電話がスマートフォンになり、インターネットが当たり前になりました。

仕事の進め方も変わりました。

そして、製造業を取り巻く環境も大きく変化しています。

設備は進化し、デジタル化や自動化が進み、AIという
言葉も日常的に聞くようになりました。

これから先、ものづくりの世界はさらに変わっていくでしょう。

もしかすると、今は人が行っている仕事の一部を、
機械やAIが担う時代になるかもしれません。

しかし、どれだけ技術が進歩しても、最後に大切になるものは変わらないと思っています。

「誰のためにつくるのか。」

「何のためにつくるのか。」

そして、

「どうすれば、もっと良いものになるのか。」

それを考えるのは、人です。

設備が新しくなっても、
AIが進化しても、
仕事の方法が変わっても、

ものづくりの中心にあるのは、人の知恵と技術と気持ち。

福田鉄工は、そこを大切にしていきたいと思っています。

30周年は、ゴールではなく通過点。

30周年。

せっかくの節目なので、大きな言葉を並べたいところですが、
私たちの感覚としては、

「ここまで来た。」

というより、

「ここから、また始まる。」

という気持ちのほうが強いです。

30年続いたから、これからも同じことを続けていけばいい。

そうは考えていません。

時代が変われば、お客様が求めるものも変わります。

働き方も変わります。

地域も変わります。

会社も変わらなければなりません。

守るべきものは守る。

でも、変えるべきものは思い切って変える。

これからの福田鉄工には、その両方が必要です。

30年間培ってきた技術や経験を大切にしながら、
新しい設備、新しい技術、新しい考え方にも挑戦していく。

若い世代にも、ものづくりの面白さを伝えていく。

そして、

「鉄工所って、こんなこともできるんだ。」

と思ってもらえる会社になっていきたい。

私たちはそう考えています。

100年企業を目指して。

30周年を迎えた今、次は40周年、50周年があります。

さらにその先には、100周年があります。

100年企業。

今から考えれば、まだ70年先です。

かなり遠い未来に感じます。

その頃、今いる私たちの多くは会社にはいないでしょう。

だからこそ、面白いのだと思います。

会社とは、一人のものではありません。

技術を次の世代へ渡す。

考え方を次の世代へ渡す。

お客様との信頼を次の世代へ渡す。

そして、次の世代がさらに新しい福田鉄工をつくっていく。

その積み重ねの先に、50年、70年、100年という歴史が生まれていくのだと思います。

30年前に会社が設立されたとき、2026年の福田鉄工の姿を完全に
想像できた人はいなかったはずです。

同じように、30年後の2056年、70年後の2096年に福田鉄工が
どんな会社になっているのか、今の私たちにはわかりません。

でも、一つだけ願うことがあります。

未来の福田鉄工でも、

「何か困ったら、福田鉄工に相談してみよう。」

そう言っていただける会社であってほしい。

鉄を加工する技術だけではなく、

人と人との信頼を大切にする会社であってほしい。

地域に必要とされる会社であってほしい。

そして、そこで働く人たちが、

「福田鉄工で働いていてよかった。」

と思える会社であってほしい。

そのために、今の私たちができることを、一つずつ積み重ねていきます。

30年間の「ありがとう」を、これからへ。

振り返ってみると、福田鉄工の30年間は、

「ありがとう」

の積み重ねだったように思います。

仕事を任せていただいたことへの、ありがとう。

難しい仕事に協力していただいたことへの、ありがとう。

困ったときに助けていただいたことへの、ありがとう。

一緒に働いてくれたことへの、ありがとう。

地域で会社を続けさせていただいていることへの、ありがとう。

会社の歴史というと、売上や設備、社員数など、
数字で語られることが多いかもしれません。

でも、本当の会社の歴史は、

「誰と出会い、誰と仕事をしてきたのか。」

そこにあるのではないでしょうか。

30年間で出会ったすべての皆様へ。

改めて、心から感謝申し上げます。

そして昨日、2026年9月2日。

福田鉄工は設立30周年を迎えました。

今日からは、31年目。

30周年だからといって、今日から
突然何かが大きく変わるわけではありません。

今日も工場では、いつものように仕事が始まります。

鉄を切り、
鉄を削り、
鉄を曲げ、
鉄を溶接し、
一つひとつ形にしていく。

おそらく、それはこれからも変わりません。

ただ、一つだけ。

30年間支えてくださった皆様への感謝を忘れずに。

そして、これまでの30年に負けないくらい、これからの30年を
面白くしていきたいと思っています。

「福田鉄工、最近なんだか面白いことをやっているね。」

そんなふうに言ってもらえる会社を目指して。

31年目の福田鉄工も、新しいことに挑戦していきます。

これまで福田鉄工に関わってくださったすべての
皆様、本当にありがとうございました。

そして、これから出会う皆様。

これからの福田鉄工も、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社 福田鉄工
設立30周年

30年分の感謝を、次のものづくりへ。

福田鉄工の31年目が、今日から始まります。