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2026/07/28
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線状降水帯の怖さ。上越でも「もしも」に備えて
先日、新潟市内で激しい雨が降り、道路の冠水や建物への浸水が各地で発生しました。
2026年7月26日から27日未明にかけて、新潟県内は大雨となり、新潟市では多くの道路が冠水。
ホテルの地下施設や飲食店などにも水が入り、営業再開の見通しが立たない場所もあったと報道されています。

普段、車や人が行き交っている道路が、短時間の雨によって水に覆われてしまう。
映像を見て、改めて大雨の怖さを感じた方も多いのではないでしょうか。
今回、上越地域では新潟市のような大きな被害は確認されませんでした。
しかし、
「今回は上越ではなかった」
というだけで、次も大丈夫とは限りません。
線状降水帯とは
最近、天気予報やニュースで「線状降水帯」という言葉を耳にする機会が増えました。
線状降水帯とは、発達した雨雲が次々と同じ場所を通過したり、停滞したりすることで、
非常に激しい雨が数時間にわたって降り続く現象です。
短時間で雨量が一気に増えるため、
・道路や住宅地の冠水
・河川の増水や氾濫
・土砂崩れ
・地下空間への浸水
・停電や交通機関の混乱
などが発生する危険性があります。
特に怖いのは、状況が想像以上の速さで変化することです。
「少し雨が強くなってきたな」と思っているうちに、道路に水がたまり始め、
車での移動が難しくなることもあります。
上越でも起こる可能性があります
上越市には、関川や保倉川をはじめとする河川があります。
また、低い土地や水が集まりやすい場所、山に近く土砂災害の危険がある地域など、
住んでいる場所によって注意すべき災害が異なります。
大きな河川が氾濫していなくても、短時間に大量の雨が降ることで、排水が追いつかず、道路や住宅地が冠水する「内水氾濫」が発生する場合もあります。
昨日まで普通に通っていた道路が、突然通れなくなる。
会社から自宅へ帰れなくなる。
自宅や工場の前まで水が迫ってくる。
そのような状況は、上越でも決して他人事ではありません。

大雨の前に確認しておきたいこと
災害が発生してから準備を始めるのでは、間に合わないことがあります。
天気が落ち着いている今のうちに、家族や職場で確認しておくことが大切です。
1.ハザードマップを確認する
まずは、自宅や職場がどのような区域にあるのか確認しましょう。
上越市では、洪水、内水、土砂災害、津波などのハザードマップが公開されています。
自宅だけでなく、
・勤務先
・子どもの学校
・よく利用する道路
・家族の避難先
・避難所までの経路
についても確認しておくと安心です。
2.避難先と連絡方法を決める
災害が発生したとき、家族全員が一緒にいるとは限りません。
「どこへ避難するのか」
「連絡が取れないときはどうするのか」
「子どもや高齢の家族を誰が迎えに行くのか」
を事前に話し合っておきましょう。
避難所へ向かうことだけが避難ではありません。
安全な親戚や知人の家、状況によっては建物の上階へ移動することも選択肢になります。
3.車で冠水した道路に入らない
道路が冠水していると、水の深さや道路の状態が分かりません。
いつも通っている道だから大丈夫と思って進むと、車が動かなくなったり、
側溝や段差に落ちたりする危険があります。
冠水した道路を見つけた場合は、無理に進まず、引き返して別の道を選びましょう。
「これくらいなら行けるだろう」という判断が、大きな事故につながる可能性があります。
4.非常用品を準備する
最低限、次のようなものをまとめておきましょう。
・飲料水
・非常食
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・モバイルバッテリー
・常備薬
・タオルや着替え
・現金
・身分証明書などのコピー
・雨具や長靴
準備したままにせず、食品や電池、薬の使用期限も定期的に確認することが大切です。
5.早めに行動する
雨が最も激しくなってから避難するのは危険です。
暗い時間帯や、すでに道路が冠水している状態での移動は、さらに危険性が高まります。
気象情報や自治体からの避難情報を確認し、「まだ大丈夫」ではなく、「今のうちに動こう」と
考えることが大切です。
危険な場所にいる場合は、警戒レベル4の避難指示が出るまでに避難を完了できるよう、
早めの判断を心がけましょう。
会社でも防災について考える
災害への備えは、家庭だけの問題ではありません。
大雨が勤務時間中に発生する可能性もあります。
福田鉄工でも、
・社員が安全に帰宅できるか
・無理に出勤や移動をしない判断ができるか
・停電した場合にどう対応するか
・工場内への浸水をどう防ぐか
・緊急時に社員同士でどう連絡を取るか
など、普段から考えておく必要があります。
鉄を扱う仕事では、重量のある材料や設備、電気を使用する機械もあります。
浸水や停電が発生したときに、慌てて対応するのではなく、安全を最優先に行動できる準備が必要です。
「上越は大丈夫」と思わないこと
今回、新潟市で起きた冠水被害は、決して遠い地域の出来事ではありません。
同じ新潟県内で、これまで普通に使われていた道路や建物が、短時間の大雨によって大きな被害を受けました。
上越でも、いつ同じような雨が降るか分かりません。
災害を完全に防ぐことは難しくても、事前に知り、準備し、早めに行動することで、
被害を小さくできる可能性があります。
まずは今日、ご自宅や会社周辺のハザードマップを確認してみてください。
そして、家族や職場の仲間と、
「大雨になったら、どう行動するか」
を話し合ってみましょう。
何も起きていないときに備えることが、自分自身と大切な人を守ることにつながります。
福田鉄工でも、安全に働き、安心して生活できるよう、身近な防災について改めて考えていきたいと思います。
