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2026/02/22
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上越は、なぜかちょうどいい?
「上越って、何があるの?」
正直に言うと、
東京みたいにキラキラした商業施設があるわけでもない。
地下鉄が縦横無尽に走っているわけでもない。
流行の最先端が集まる街でもない。
でも。
なぜか、暮らしている人は言う。
「ちょうどいいよね。」
この“ちょうどよさ”は、
数字では測れないけれど、
確実にここにある。
今日はその話をしてみたいと思います。

都会すぎない、という安心感
都会は便利です。
お店も多い。
選択肢も多い。
刺激も多い。
でもその分、
家賃は高い。
駐車場代も高い。
通勤は満員電車。
人も多い。
上越はどうか。
まず、空が広い。
これ、住んでいる人は当たり前すぎて気づきませんが、
外から来た人は必ず言います。
「空、広いですね。」
建物の高さが抑えられているから、
視界が抜ける。
圧迫感がない。
そして渋滞がほぼない。
朝の通勤時間帯でも、
車は流れる。
イライラしない。
クラクションもほぼ鳴らない。
急がなくても間に合う。
これって、想像以上に心に効きます。
都会すぎない、というのは、
不便という意味ではなく、
“過密ではない”ということ。
これは大きな価値です。
自然が、すぐそこにある
海。
山。
川。
雪。
上越は自然が近い、というより
生活の中に自然が入り込んでいます。
直江津の海は、
仕事終わりにふらっと寄れる距離にあります。
高田公園の桜は、
観光地である前に、
地元の人の散歩道です。
冬は雪が降る。
大変です。
正直、除雪は重労働です。
でもその雪が、
空気を静かにしてくれる。
音を吸い込んでくれる。
街を白く整えてくれる。
四季がはっきりしている場所は、
人のリズムも整います。
忙しすぎない。
刺激が強すぎない。
だから、呼吸が深くなる。

でも、工業はしっかりある
自然だけの町ではありません。
上越には、
大手化学工場があります。
港があります。
製造業の集積があります。
つまり、
ちゃんと“働ける町”です。
観光地だけの町では、
雇用は不安定になります。
でも上越は、
産業が根付いている。
福田鉄工のように、
長年、大手工場を支える企業がある。
地味かもしれません。
ニュースにはなりません。
でも、
この“地味で強い産業”があるから、
町は安定する。
安定は、安心につながる。
これは、
子育て世代にも、
これからキャリアを築く人にも、
とても大きな要素です。
家賃が、優しい
これは現実的な話です。
東京でワンルーム8万円。
駐車場3万円。
上越なら、
その半分以下で住めることも珍しくない。
しかも駐車場付き。
つまり、
生活コストが低い。
生活コストが低いということは、
心の余裕が増えるということです。
貯金ができる。
趣味に使える。
家族に使える。
「働く=消耗」ではなく、
「働く=積み上がる」に変わる。
これは大きい。
通勤30分という贅沢
通勤時間は、
人生の一部です。
往復2時間の通勤を
何年も続けると、
それだけで人生の相当な時間になります。
上越は、
多くの場合、通勤30分圏内。
しかも車移動。
満員電車で押しつぶされることもない。
電車遅延で焦ることも少ない。
朝、家を出て、
30分後には仕事場にいる。
夕方、
30分後には家族と食卓を囲んでいる。
この距離感は、
実はとても豊かです。
“何もない”は、本当か?
よく言われます。
「上越って、何もないよね。」
でもそれは、
“過剰がない”だけではないでしょうか。
必要なものはある。
スーパーもある。
病院もある。
学校もある。
工場もある。
ただ、
過剰な競争や、
過密なストレスがない。
だからこそ、
人間関係がゆるやかに続く。
町のサイズが、
人の顔を覚えられるサイズ。
これが、
“ちょうどいい”の正体かもしれません。
上越で働く、という選択
福田鉄工は、
大都市の中心にある会社ではありません。
でも、
確かな技術を持ち、
地域の産業を支え、
安定して仕事を続けている。
派手ではない。
でも、必要とされている。
上越という町と、
少し似ているかもしれません。
目立たない。
でも、なくてはならない。
この町で働くということは、
大きな波に揉まれることではなく、
しっかり地面に足をつけること。
キャリアは、
派手さだけでは測れません。
安定。
技術。
積み重ね。
それもまた、強さです。
ちょうどいいは、弱さじゃない
上越は、
東京にはなれない。
でも、
東京になる必要もない。
ここにはここにしかない、
“ちょうどいい”がある。
暮らしと仕事の距離。
自然と産業の距離。
人と人との距離。
どれもが、
少しずつ、無理がない。
無理がないから、続く。
続くから、積み上がる。
その積み重ねが、
町の強さになる。
もしあなたが今、
・都会のスピードに疲れている
・生活コストに追われている
・通勤時間に人生を削られている
そんな感覚があるなら。
一度、
“ちょうどいい町”を考えてみてもいいかもしれません。
上越は、
派手ではありません。
でも、
暮らすには、ちょうどいい。
働くにも、ちょうどいい。
人生を整えるには、
ちょうどいい。
それが、
上越という町です。
そして私たちは、
そんな町で、
ものづくりを続けています。
