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2026/01/27

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もう雪はいらない。上越。

〜家の前の除雪から始まる、上越の朝〜

正直に言います。

もう、雪はいらない。

これは、仕事の話ではありません。
会社の話でもありません。

家です。家のお話。

朝起きて、
カーテンを少し開けて、
外を見る。

その瞬間に、
今日一日の体力ゲージが決まる。

「……はい、今日も満タンで積もってます」

朝のルーティンに組み込まれる「除雪」

雪のない地域では、
朝の準備といえば

・顔を洗う
・歯を磨く
・コーヒーを飲む

そんな感じでしょう。

上越の冬は違います。

・顔を洗う
・歯を磨く
スコップを持つ

完全に生活動線に
「除雪」が組み込まれています。

出勤前に10分。
いや、20分。
いや、今日は30分コースか…。

雪の量で、
その日の予定が変わる。

もう雪はいらない。

「まだいける」はだいたい失敗する

除雪あるある、その①。

「これくらいなら、
 帰ってきてからでもいけるか」

この判断、
9割失敗します。

帰宅する頃には、

・踏み固められてカチカチ
・夕方の冷え込みでガチガチ
・もはや氷

朝の自分に言いたい。

「今やれ」

未来の自分は、
絶対に感謝します。

家の前は、戦場になる

家の前の除雪は、
なぜか本気になります。

・車を出すスペース
・歩く動線
・郵便屋さんの通り道

どこを残して、
どこを攻めるか。

完全に戦略。

しかも、
隣の家の除雪状況が
チラッと目に入る。

「あ、あそこもう終わってる…」

謎の競争心。

誰に頼まれたわけでもないのに、
仕上がりの美しさを気にする。

子どもの足跡で、ちょっと救われる

完璧に除雪したはずなのに。

振り返ると、
小さな足跡。

…まぁ、いいか。

なぜか、
それだけで少し許せる。

大人の足跡だったら、
多分イラッとする。

でも、子どもだと違う。

不思議です。

腰・肩・太ももにくる「翌日の現実」

除雪が終わった直後は、
案外いける。

問題は、翌日

・腰
・肩
・太もも
・なぜか首

「昨日そんなにやったっけ?」

やりました。
しっかり。

でも、
これも毎年のこと。

湿布を貼りながら、
思います。

もう雪はいらない。

それでも、やらなきゃいけない理由

文句を言っても、
雪はなくなりません。

誰かがやってくれるわけでもない。

家の前は、
自分の暮らしそのもの。

・車を出すため
・転ばないため
・家族のため

だから、
今日もスコップを持つ。

ため息をつきながら。

雪国の人は、たぶん強い

雪が降るたびに、
少しずつ強くなっている気がします。

忍耐力。
段取り力。
諦めの良さ。

全部、雪が教えてくれた。

…教えてくれなくていいけど。

もう一度、言います。

もう雪はいらない。

でも、
雪が降った朝に
黙って家の前を片付ける人たちを、
私は知っています。

それだけで、
この街はちゃんと回っている。

今日も、
どこかの家の前で
スコップの音がしています。

それを聞きながら、
思うのです。

「みんな、お疲れさまです」

そして、
明日は降りませんように。