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2025/11/19
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頚城に突然の“あられ混じりの雪”
昨日の夕方、福田鉄工の工場で作業していると、
「バラバラッ、バラッ!」
と、いつもの雨とは違う鋭い音が屋根から響いた。
最初は誰もが
「ん?何の音だ?」
という反応だったが、外へ出て空を見上げると、そこには白い粒が舞っていた。
雪――いや、雪に混じっているのは“あられ”だった。
上越の冬を長く経験している者でさえ、11月の中旬にこれほどハッキリした
“あられ混じりの雪”を見ることは珍しい。
しかも降っていたのは、頚城のほんの一部。数百メートル離れただけで
降っていないという、まさに“局所的な冬の訪問”だった。
あの独特のバラバラッという音は、まるで冬が
「今年はちょっと早めに来たよ」
と知らせるために叩いたドアの音のようだった。


晩秋の上越、突然「冬の音」が工場に届いた
あられ混じりの雪が落ちる時の音は、雨とも雪とも違う。
粒が硬いから、屋根に当たるたびに小さな打撃音が連続して響く。
・金属屋根 → カンッ、バラバラッ
・アスファルト → パラパラパラ…
工場のあちこちで“冬の音”が反響していた。
この音を聞いた瞬間に、冬の気配を一気に身体が思い出す。
まるでスイッチが切り替わるように、頭の中で冬支度のチェックリストが流れ始めた。
「あぁ…そろそろ本格的に準備をしなきゃいけないな」と。
気象の“局所的な気まぐれ”が見せた早すぎる上越の雪
昨日の頚城の空を見た人ならわかるだろう。
西側から急に黒い雲が押し寄せ、ピンポイントで陽光を遮った。
その雲が真上を通る、ほんの5〜10分の間だけ、
あられ混じりの白い粒が大量に降ってきた。
お隣の地区では降っていない。
国道を挟んだ向こう側でも降っていない。
福田鉄工のあるごく一帯、まるで“線で区切ったような”エリアだけに落ちた雪。
こういう局地的な現象は、冬の始まりによくある。
そして、その最初のサインとして“あられ”が降る年は、冬の訪れが早いとも言われている。
昨日の雪は、まさにその象徴のようだった。
この音を聞くと、雪国の人間は否応なく“冬モード”に入る
上越に暮らしている人なら誰もが経験していることだが、
初雪より先に“あられ”を感じることが多い。
そして、そのバラバラッという音を聞いた瞬間に、頭の中で冬の準備が動き出す。
気温のこと
道路のこと
車のこと
溶接のこと
雪の動線のこと
あの小さな音が、生活と仕事の全てを冬モードに切り替える合図だ。
福田鉄工でも始まる「冬支度チェック」
昨日のあられは、福田鉄工にとって“準備開始のベル”のようなものだった。
● 車両点検の前倒し
軽バン、トラック。
「まだ早いだろう」と思っていたスタッドレスの確認も急遽チェック。
特に軽トラックは、圧雪路で滑りやすいので早めの準備が必須。
あられ混じりの雪は、冬の“助走期間”
積もらない、小降り、短時間。
でも、この一瞬の雪には大きな意味がある。
あられは、冬が本格化する前に必ず訪れる“助走期間”のようなもの。
音で知らせる、触れてわかる、冷たさで教えてくれる。
昨日の頚城の雪は、まさにその“冬の序章”だった。
今年も雪と向き合う季節が、静かに始まった
冬は好き嫌いの分かれる季節だ。
雪が嫌いだという人も多いし、現場の仕事が増えるというのも事実だ。
でも、あられの音を聞くといつも思う。
「またこの季節が来たんだな」と。
それは、季節が確かに巡っている証拠であり、
雪国で暮らす私たちの“当たり前のリズム”だ。
頚城に落ちたあられ混じりの雪は、
そのリズムのスイッチを、そっと押してくれた。
さぁ、冬の本番はもうすぐそこだ。
福田鉄工は今日から、冬に立ち向かう準備を本格的に進めていく。
