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2025/11/18

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上越市はもう雪が降るのか?

断水ニュースを振り返りながら、福田鉄工が思う“季節のありがたさ”。

上越の空気がひんやりしてくると、「そろそろ雪かな?」という会話が自然と生まれる。
街のあちこちで冬支度が始まり、車のタイヤ交換の看板も目に入ってくる。

そして今年は、例年よりも冬の足音が大きく聞こえてくる。
なぜなら
あの“断水ニュース”を忘れられない夏だったから。

「水が減っている」「ダムが危ない」と、上越市全体が不安になったあの数ヶ月。
金属加工の現場である福田鉄工でも、「うちも影響あるよね…」と話題は尽きなかった。

そんな“水の心配をした夏”を越えて迎えた冬の入り口。
初雪が降るのか、いつ降るのか、今年はいつも以上に気になる。

今日は、あの断水ニュースを少し振り返りながら、
上越の季節と福田鉄工のこと
を、すこし柔らかく書いてみたい。

みんなで必死に守った “上越の水”

今年の夏、上越市は本当に雨が降らなかった。

  • 正善寺ダムの貯水率が10%台
  • 市が「40%節水」を呼びかけ
  • 消雪用の巨大な井戸を緊急で水道に活用
  • 工事関係者が24時間体制で走り回る

こんなニュースが続いた。

水って、普段は“あるのが当たり前”と思ってしまう。
でも、いざ「なくなるかも」と言われると、こんなにも不安になるんだと実感した夏だった。

福田鉄工でも、社員がお互いに声をかけ合った。

「節水、大事だね」
「工場もムダのないようにしよう」

ものづくりの現場にとって、水は欠かせない。
溶接や切断で出た熱を冷やすにも、洗浄にも必要。
だからこそ、地域全体で“水を守る”努力をしている姿が胸に沁みた。

そして結果として、上越市は断水を回避した。
あれは本当に、ひとつの“奇跡”に近かった。

水の心配を乗り越えた今、気になるのは “雪”

夏の暑さが落ち着き、秋があっという間に通り過ぎると、
上越の風は急に冷たくなる。

11月中旬にもなると、朝の空気は冬のようだ。
天気予報でも「寒気到来」という言葉が目立つようになった。

そして、例年の“初雪”の時期を調べると、
だいたい11月下旬が最初の雪の目安らしい。

「え、もうすぐじゃん」
という声が工場でも上がり始める。

今年は特に、
「水不足の夏 → 雪を待つ冬」
という対比が強く、雪がいつもよりありがたく感じる。

雪が積もると大変なことも多いけれど、
雪解け水は“来年の水源”になる。

なんだか、自然に守られているような気分にもなる。

上越の四季と、福田鉄工の仕事のリズム

福田鉄工の仕事は、四季と一緒に動いている。

上越は、
「夏は暑くて雨が少なく、冬は雪が多い」
という極端な土地。

そのぶん、季節に合わせて仕事も変化する。

夏:水のありがたみを思い知る季節

今年のように断水寸前になれば、工場も大きな影響を受ける。

  • 冷却の水
  • 洗浄の水
  • 設備の保護に使う水

これらが止まれば、工場は止まってしまう。

だからこそ、今年の夏は“水と共に働く”という意識が全員に芽生えた。

秋:冬の準備をしながら、気持ちも切り替わる季節

秋は短い。
気づけば風が冷たくなり、
急に「冬モード」に入る。

福田鉄工でも、この時期は段取りがとても大事。

  • 外仕事が多い案件を秋までに終わらせる
  • 材料の保管方法を見直す
  • 雪が降る前の納品スケジュールを調整する
  • トラックや自家用のスタッドレスへのタイヤ交換

工場の中も外も、少しずつ“冬バージョン”になる。

冬:じっくり良い仕事ができる季節

雪のシーズンは大変なこともある。

でも、冬は“集中していいものづくりができる時期”でもある。

  • 外仕事が減り、工場での作業が増える
  • 細かい作業に時間をかけられる
  • 春の需要期に向けた準備ができる

冬は静かだからこそ、
“鉄とじっくり向き合う時間”が生まれる。

春:地域のお客様の動きが本格化する季節

雪が解けると、プラント関係の修理依頼が一斉に増える。

  • プラント関係の修理依頼
  • 冬に制作した製品の一気に設置工事

上越の春は、まさに“仕事の春”だ。

冬に集中してやってきたことが、ここで生きてくる。

四季を通して思う “地域と生きる鉄工所”

今年の夏のように、自然に振り回されることもある。

でも、
上越の四季があるから、
福田鉄工の仕事には
「季節の物語」
が生まれる。

  • 夏は水に向き合い
  • 秋は冬に備え
  • 冬は集中して腕を磨き
  • 春は地域の力になる

こうして四季が巡り、仕事も生活も少しずつ色を変えていく。

上越は優しい土地ではない。
雪も風も雨も、きびしい時がある。

でも、その変化があるからこそ、
ここで働く人の強さやあたたかさが育っているのだと思う。

今年の初雪は、どんな気持ちで迎えるだろう

断水に怯えた夏を思うと、
冬の雪はちょっと特別なものに感じる。

雪はたしかに大変だ。
でも、その雪が来年の水になり、
私たちの暮らしを支えてくれる。

水のありがたみを知った今年だからこそ、
初雪が降ったときにふと、
「これで少し安心だな」
と思えるかもしれない。

上越の冬は厳しいけれど、
その厳しさもまた、
この地域と福田鉄工を強くしてくれる。

そんな思いを胸に、
今年もまた冬を迎える準備をしていきたい。