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2025/10/21

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鉄をつくる。けれど、つくっているのは「人」。

福田鉄工の仕事は、ただ金属を加工したり、設備を組み上げたりすることではありません。
“ものづくり”を通して、“ひとづくり”をしていくこと。
現場で働く一人ひとりが、自分の手と頭で考え、技術を磨き、仲間とともに成長していく。
そんな「人の物語」が、毎日の現場で息づいています。

「技術の会社」ではなく、「成長の会社」

製缶や設備の組立て、現地での据付作業など、仕事の幅は広く、
チームごとに担当が異なりながらも、全員が現場全体を理解して動いています。

図面を読み解き、鉄板を加工し、ボルト一本にまで気を配る。
そうした丁寧な仕事の積み重ねが、工場やプラント全体の安全を支えています。

何よりも大切にしているのは、「考える現場」。
指示を待つだけではなく、自ら課題を見つけ、改善策を提案し、
それをチームで形にしていく文化が根づいています。

たとえば、作業動線を整理して効率を上げたり、
道具の配置を工夫して安全性を高めたり。
一人の意見から、会社全体の仕組みが変わることも珍しくありません。

「できなかったことが、できるようになる」
その瞬間を、社員同士で称え合える会社です。

「辞めたい」ではなく「成長したい」と言える職場

福田鉄工では、「転職」も「成長の一部」として捉えています。
社員が「他の分野でも挑戦してみたい」と話したとき、
すぐに引き止めることはしません。

それは、その人が“次のステージ”に進もうとしている証拠だからです。

実際に、一度会社を離れた後、数年経って戻ってきた社員さんもいます。
外で得た経験を活かし、再び現場に新しい風を吹き込んでくれています。
「ここなら、もう一度やれる」
そう思える場所であることが、福田鉄工の強さです。

会社は社員を“労働力”ではなく“仲間”として見ています。
組織を大きくすることよりも、“人が育つ場所”であることを大切にしている。
その姿勢が、離職率の低さや、チームの結束力につながっています。

鉄工業というと、どうしても「力仕事」「単調」「古い」といったイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし福田鉄工の現場では、その印象がすぐに覆されます。

「暮らし」と「仕事」が地続きにある

福田鉄工の魅力は、仕事だけではありません。
工場のある上越市頚城は、海も山も近く、
四季の移ろいを日常の中で感じられるまちです。

出勤前に港の朝焼けを眺め、
休日には家族でキャンプや温泉に出かける。
そんな「暮らしの豊かさ」と「仕事のやりがい」が、無理なく共存しています。

また、地域イベントへの協賛や、上越市の水族館「うみがたり」への寄付活動など、
地域に根ざした取り組みも積極的に行っています。

“鉄工所”という枠を超えて、
“地域とともに歩む企業”としての役割を果たしているのです。

「鉄」と「人」を信じる会社へ

福田鉄工の強さは、“技術力”だけではありません。
それは「人を信じる力」です。

ベテランも若手も関係なく、
誰もが自分の意見を持ち、仲間と共有できる環境があります。
うまくいかない時には励まし合い、
現場で困っている人がいれば、自然と助け合う。
そんな温かいチームの空気が、会社全体を支えています。

「この傷は、私たちの歴史」
鉄に残る小さな跡や摩耗のひとつひとつには、
挑戦と努力の記憶が刻まれています。
それを「失敗」とは呼びません。
むしろ、福田鉄工にとっては“成長の証”なのです。

最後に ──「働く場所」ではなく、「生きる場所」

福田鉄工は、単なる職場ではありません。
自分の手で技術を磨き、仲間とともに汗を流し、
地域と未来をつくる場所です。

もしあなたが、
「手で感じる仕事の世界で、自分を試したい」
「家族や仲間と笑いながら、誇れる仕事をしたい」
そう思うなら、この会社はきっとあなたの人生を変えるはずです。

鉄を通して、人をつくる。
それが、福田鉄工という会社の、変わらない約束です。