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2025/09/19

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レーザー加工機の入れ替え搬入と稼働開始

いつも弊社のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!

弊社の工場では、日々さまざまな工作機械が稼働し、鉄工・製造の現場を支えています。その中でも「心臓部」と呼べる存在が レーザー加工機 です。今回は、2023年に発注し、2024年に待望の搬入・稼働開始を迎えた新しいレーザー加工機について、その導入までの経緯や当日の様子を振り返りたいと思います。

なぜレーザー加工機を入れ替えたのか

以前まで活躍していたレーザー加工機は、導入からすでに10年が経過していました。長年にわたり、厚板から薄板まで、鉄・ステンレス といった多種多様な材料を加工し、数多くの製品づくりに貢献してくれました。しかし近年は以下のような課題が目立つようになってきました。

  • 動作の不安定化:位置ズレや切断精度のばらつきが増加
  • メンテナンス費用の高騰:年間で数十万円規模の修繕費
  • 生産性の低下:加工スピードが最新機に比べ大幅に遅い

これらの理由から、今後の安定した生産体制を維持するために、思い切って新しいレーザー加工機を導入する決断をしました。

発注から導入までに約1年

レーザー加工機は、ただの機械ではありません。導入にあたっては、

  • メーカーとの仕様打ち合わせ
  • 工場レイアウトの再設計
  • 基礎工事や電源工事の計画
  • 納入スケジュール調整

など、数多くの準備が必要です。実際に2023年に発注を行いましたが、製造から輸送、据え付け準備までに約1年を要しました。まさに「待ちに待った」導入だったのです。

搬入当日の様子

2024年某日、ついに新しいレーザー加工機が弊社工場へ搬入されました。

当日は早朝から大型トレーラーが到着し、クレーンを使って慎重に機械を工場内へ搬入。重量は数十トン規模に及ぶため、わずかなズレや揺れも許されません。現場には緊張感が漂う中、熟練のオペレーターが連携を取り合いながら作業を進めていきました。

工場の大きなシャッターから巨大な本体がゆっくりと姿を現し、所定の位置に据え付けられた瞬間は、安堵の表情が広がりました。まさに工場の「新しい心臓」が鼓動を始めた瞬間でした。

最新レーザー加工機の特長

今回導入した新型レーザー加工機には、最新の技術がふんだんに盛り込まれています。

  • 切断速度の飛躍的向上:従来比で約1.5倍~2倍の生産性
  • 省エネルギー性能:電力消費を抑えつつ安定した稼働
  • 高精度加工:微細な穴あけや複雑形状もスピーディーに対応
  • オペレーションの簡略化:タッチパネル操作で効率的なプログラム管理

これにより、従来以上に高品質な製品を短納期で提供できる体制が整いました。特に複雑なデザイン加工や、多品種少量生産にも柔軟に対応できる点は大きな強みです。

社員の声と今後の展望

実際に現場で新しいレーザー加工機を操作する社員からは、

  • 「切断面が驚くほどきれいで仕上げ作業が楽になった」
  • 「加工スピードが速くて、生産効率が格段に上がった」
  • 「操作画面が見やすく、初心者でも扱いやすい」

といった声が上がっています。これまで手間取っていた加工がスムーズに進むことで、他の工程への負担も軽減され、工場全体の生産性向上につながっています。

今後はこの新しい設備を活かし、さらに多様なニーズに応えられるよう、技術力の向上と効率的な生産を両立させてまいります。

今回のレーザー加工機導入は、弊社にとって大きな転換点となりました。長年活躍した旧機に感謝を捧げつつ、新しい心臓部を得たことで、これからの10年、20年を見据えた強固な生産基盤を築くことができました。

お客様により良い製品をお届けするため、そして地域のものづくりに貢献するため、弊社はこれからも挑戦を続けてまいります。

引き続き、弊社の取り組みにご注目いただければ幸いです。


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