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2025/09/01

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お疲れ様です!そしてこれからも頑張ろう!

27年間ありがとう、そしてこれからもよろしく福田鉄工の「バンドソー」物語

いつも福田鉄工のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は少し特別なお話をさせていただきたいと思います。テーマは、私たちの工場で長年にわたり活躍してきた相棒「バンドソー」についてです。

鉄骨加工の最初を担う「切断」という仕事

鉄骨加工において、最も基本でありながら重要な作業が「切断」です。
どんなに複雑な加工や溶接を施す場合でも、最初に鉄骨を正確な寸法で切ることからすべてが始まります。この第一歩が乱れると、その後の工程に大きな影響を与えてしまいます。だからこそ、切断は単純な作業に見えても、最も慎重さが求められる瞬間でもあるのです。

昔は、今のように自動で正確に切断できる機械が存在せず、職人の腕と体力に大きく依存していました。それを思えば、現代は格段に効率化が進み、安定した品質で作業ができるようになりました。その進化の中心にいたのが「バンドソー」という切断機械です。

27年間、現場を支えた相棒

弊社の「バンドソー」さんは、なんと27年間ものあいだ休まず働き続けてくれました。
暑い夏の日も、雪が舞う冬の日も、工場の片隅で黙々と鉄骨を切り続け、数えきれないほどの製品を世に送り出してきました。

鉄骨加工のスタート地点に必ず立っていた存在――それが「バンドソー」さんです。私たち従業員にとっては、もはや機械以上の存在であり、長年一緒に汗をかいた仲間のようなものでした。

しかし、年月の経過とともにどうしても避けられないのが“故障”です。いくら大切に使っていても、内部の部品は摩耗し、メンテナンスの限界が訪れます。そして先日ついに、「バンドソー」さんの退職が決まりました。

27年間――人間で言えば現役を引退する年齢まで、働き続けてくれたのです。ここまで長く一線で活躍してくれたことに、ただただ感謝の気持ちしかありません。この場をお借りして「本当にお疲れさまでした」とお伝えしたいと思います。

新たな仲間「バンドソー2号」さんの入社

そして、別れがあれば出会いもあります。
このたび弊社に新しく「バンドソー2号」さんが入社しました!

外観は鮮やかなブルー。工場の中でもひときわ目を引く存在感があります。爽やかで力強い印象を与えてくれるその姿は、まるで新入社員のようなフレッシュさに満ちています。

これからは、前任者の意志を引き継ぎ、私たちのものづくりを新たな形で支えてくれることでしょう。最新の技術を備えた「バンドソー2号」さんは、より正確でスピーディーな切断を可能にし、製品の品質をさらに高めてくれるに違いありません。

機械も「仲間」として大切に

私たち福田鉄工は、鉄骨という大きくて堅い素材を扱う仕事をしています。しかし、その裏には「人」と「機械」が協力し合う関係があります。

どんなに高性能な機械であっても、扱うのは人間です。そして、どんなに熟練の職人であっても、機械の助けがなければ効率的なものづくりはできません。だからこそ、私たちは機械を“単なる道具”ではなく“仲間”として捉え、大切にしてきました。

今回の「バンドソー」さんの引退も、社員一同にとっては少し寂しい出来事でした。しかしその思いを胸に、新しい「バンドソー2号」さんと共に、これからの27年を積み重ねていきたいと思います。

感謝と未来への期待

27年間働き続けた「バンドソー」さん、本当にお疲れさまでした。
そして、新たに加わった「バンドソー2号」さん、これからよろしくお願いします。

鉄骨加工の現場において、切断は常に最初の一歩です。その一歩を確実に踏み出すために、私たちはこれからも仲間である機械と共に歩んでいきます。

ものづくりの世界は日々進化しています。しかし、そこにある「感謝」と「挑戦」の気持ちは変わりません。私たち福田鉄工は、これからも地域のお客様に信頼いただける製品を届けるため、仲間と共に力を尽くしてまいります。

「27年間ありがとう、そしてこれからもよろしく」
この言葉を胸に、今日も鉄骨加工の現場は動き続けています。


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